おもちと東京

気持ち悪い話をします。
女の子が口に出す音で可愛いのは絶対に「まみむめも」の5つの音だと思います。特に「む」が可愛い。
怒った時というか、ちょっと機嫌を損ねた時に、「む」の音を発する女の子はきっと可愛いと思う。超筋肉質な体育会系男子は怒ったときに「む」とは言わないはず。言わないでくれ。
ただ一つの音に関しては「む」が最強なんですが、単語で言えば僕のイチオシは「おもち」です。「も」と「ち」の間にある何だかふわっとした、言い表せない音が最高。何人かには話したことがあるけど、100人の女の子が永遠と「おもち」って言い続ける映像があったらお金を払っても良い。
女の子「おもち」
僕「ありがとう」
女の子「おもち」
僕「本当にありがとう」
これが100人続く。社会人1年目にもしも友達100人出来たとしたら、是非それは全員が僕の理想の「おもち」の発音を持ち合わせた女の子であって欲しいと思う。

で、おもちの話は良いとして、最近京都に僕が居ない。東京都には居る。あと新潟県にもいた。
この前二週間ほど東京に滞在していた。幾つかイベントに参加して(決して遊びではない)その時は酔っ払って、泊めてくれていた後輩の家の物干し竿を折ったりして最悪だった。数日間連続でお酒で記憶を無くしたりしていたので、本当に僕の脳は呆れ果てているみたい。
もうこいつは酒飲んだら記憶無くすし、もとから覚えなくて良いだろう。と思われているみたい。
そのせいで同じ映画を3回も4回も見た。ちなみに見たのはアオハライドで、本田翼の学生服コスプレを見ているという感覚だった。正直、あれだけ可愛い女の子が傲慢にならないわけがないし、他の男たちも何故その可愛さに気付かないのか、まったくわからない。
映画やドラマ、アニメには現実味が無い。無いからこそ現実逃避できたり、感情移入が美しい形で行えるから感動したりするわけだが、絶対にその瞬間、自分を美化してしまっているので、そんな自分を鏡で見たときに愕然とする。美化されたまま生まれてきたかったと思う。
僕は母親のお腹の中で動き回っていたらしく、最終的にはへその緒が首に3重に巻かれた状態だったと聞いている。その当時の元気を是非僕にもう一度与えて欲しいと思うけれど、元気に動き回ればまた何かが自分に巻きついて苦しくなるんだったら勘弁かも。
大学に入って、サークルやらバイトやら、友達やら恋人やら、色々な付き合いがあることを知った(高校の頃も知っていたけど)。ただ色々と動けば動くほど、面倒事やらトラウマやら、そんなものが自分に巻きついて来たみたい。
高校生の時もまさにそれで、さっさとそれを解きたくて知り合いのいない地方、大学に進んでみた。
大学で絡みついた色んなものも、社会人になったら解けるのかなあ。どうだろう。こればっかりは分かんないね。お酒が入っていないときは人よりは記憶力が良い方なので色々と難しい世界です。
お酒を飲んでいるのが人生の半分くらいで、その時間は記憶力を使ってないから、お酒を飲んでいないときは人の倍くらい記憶してるのかも。まぁ、覚えているものと言ったらスーパーのポップの変な誤植とかだけど。

実はまた東京に来ていて、暑くなりすぎないうちに新宿御苑に行ってきた。ゆきのさんは居なかった。かわりに灰皿があったのでタバコを吸ってきた。タバコを吸わないと虫が沢山いて、座れたもんじゃなかった。
昼が近づくにつれてかなり暑くなってきて、日陰で風の通るオープンなカフェに来た。金曜の朝から主婦たちはご近所話に花を咲かせていて、おお、ここにも花金が、とか思いながらコーヒーを飲んでいる。実はコンビニで買った缶コーヒーにほとんど手を付けていないのに。
欲しくて買ったのに、新しくてもっとちゃんとしたものを見ると欲しくなるの、完全に恋愛みたいだなと思ったけど、恋愛してなかった。

最後に、今週のじゅんぺの説
田舎の方が奇抜なファッションの人がいる説!